〇第39回日本糖尿病合併症学会にて石原先生と林先生が優秀演題賞を受賞しました〇

2024年10月07日

第39回糖尿病合併症学会がつくば国際会議場で開催され、当科の石原先生と林先生が見事に優秀演題賞をダブル受賞しました!受賞者3名のうち、2名が島根大学からの受賞という快挙に、会員懇親会では多くの先生方が驚かれていましたが、実は私自身が最も驚いておりました。審査にご尽力いただいた先生方、そして大会長の筑波大学・島野仁教授に、心より感謝申し上げます。

ここ10年間で、糖尿病合併症の制御、特に腎臓合併症においては劇的な進展が見られます。慢性疾患の制御はとかく軽視されがちですが、疾病の重症化予防は何よりも重要であり、同時に非常に困難な課題です。生活習慣の改善だけでこれらの疾患を完全にコントロールすることはできず、最先端の知識と技術が不可欠です。

島根県では2019年以降、糖尿病合併症制御を目的とした最先端治療を積極的に導入しており、県内の総透析者数も糖尿病性腎症を中心に減少傾向にあります。この傾向は今後さらに顕著になると予想されます。今後も地域における糖尿病・糖尿病合併症の制御および内分泌代謝疾患の管理に関する啓発活動を進めるとともに、最先端の研究を発信してまいります。

石原先生、林先生、本当におめでとうございます!さらなるご活躍を期待しています!

金﨑

合併症学会2024

合併症学会2024-2