山口に学会発表に行きました!!

2014年09月03日

皆様お久しぶりです。

久しぶりの日記です。

更新が久しぶりなのは、医局のアクティビティが落ちたからではありません。

むしろ医局員それぞれが色々なところで活躍しており、日記を書く時間が足りない、といった方が良いのかもしれません。

という言い訳から入った8年目の野津です。

 

今回は8月末に山口で行われた、内分泌学会中国地方会の日記です。

会場は山口県の新幹線駅で知られる小郡駅前の山口グランドホテルにて行われました。車で行くなら出雲市からは中国道経由で4時間~5時間と、僕が学生の時と比べるとだいぶ近くなった印象です。山口大学在学時代は6時間弱かけて下道をひたすら走って帰省したのが懐かしいです。電車であれば3時間ちょっとで到着します。

 

今回はなんと、僕らの科から研修医の先生が3演題も発表してくれました!

学会全演題数23題のうち、当科からは4演題、島根県全体からは7演題と、今ここで勝手に設立した「演題提出数部門」において施設対抗・県対抗でいずれも第1位の成績をおさめることができました。研修医時代に大変お世話になり色々御指導いただいた山口県立総合医療センターの井上先生が学会長ということもあり、1つでも多くの演題を、という意気込みで準備をしてきました。演題提出にご協力いただいた関係の皆様ありがとうございます。

まず最初に発表をしてくれたのは2年目の岡田先生です。学会準備や発表の予行演習の時、といいますか、それよりもっと前の当科をローテート中から賢い雰囲気が前面に出ている感じでした。期待通り今回の学会でも賢さを隠せない発表となりました。全国的にも珍しい発表内容でしたが、後期研修医か、中堅医局員か?と思わせるくらいの把握してるっぷりな発表で、見ていて非常に安心感がありました。

その次の演題は2年目の奥村先生の発表でした。1週間前から緊張感がただよい、行きの電車では一睡もできなかったという謙虚な姿勢には同行した医局員も感心させられました。実際の発表はというと、とても堂々とできており、全然心配ない内容でした。次の課題として質疑のレベルアップを目指してくれており、一歩一歩着実に成長してくれそうな雰囲気がありました。

最後は15演題目に1年目の木村先生の発表でした。メンタルが強く、バイオリン独奏でコンクールなどにも出ていた経験があることから、1年目とは思えない圧倒的な落ち着き具合でした。複雑な内容の発表で、医局員でも規定の6分以内に喋るのは大変、というボリュームでしたが、本番はきっちり6分以内におさめてくるあたりがさすがでした。

皆の発表が無事に終わった後、おそらく学会も盛況となることが予想され、興味深い内容に没頭してしまい、帰りの電車には間に合わない可能性が高い、という仕方なしの判断のもと、やむを得ず湯田温泉の温泉宿に宿泊する事としました(こうなることを予測して1か月以上前からきっちり予約していました)。学会後に、温泉につかってリラックスし、おいしいご飯を食べながら、学会の感想や発表中ひそかに考えていたことをしゃべったり、仕事やプライベートなことをしゃべったり、色々話ができとても楽しく過ごせました。

 

どの科にいってもそれぞれのスタイルで活躍間違いなしの3人で、今後が楽しみに思えた学会でした。発表お疲れ様でした!

 

野津 雅和