2013年11月 糖尿病週間行事講演会の報告です

2013年12月03日

はじめまして。いちない日記を担当させていただきます、当院糖尿病友の会いなほ事務局を担当しています栄養士の平井と久保田と申します。今回は119日に行われた「糖尿病週間行事講演会」の報告をさせていただきます。

1114日の世界糖尿病デーに合わせ、「糖尿病 正しい知識で予防と治療を」をテーマに、毎年、糖尿病週間期間中に県内や全国いろいろな場所で講演会など行事が行われています。

当院糖尿病友の会いなほも、毎年、島根県立中央病院糖尿病友の会さんと共同で糖尿病週間行事講演会を開催しています。今年は、初めて、出雲圏域の糖尿病友の会の皆さん、出雲市役所さんや出雲保健所さんにも協力していただき開催しました。

毎年恒例の健康相談コーナーに加え、出雲圏域の糖尿病友の会の会員さんから募集した糖尿病川柳、会場に来られたみなさん参加型の糖尿病クイズや理学療法士の伊藤郁子さんの運動コーナーも加え、盛りだくさんの内容となりました。

糖尿病川柳では、沢山のすてきな川柳が集まり、参加されたみなさんの投票により最優秀賞が決まりました。最優秀賞に輝いた一句はこちらでございます。

 

妻の目と 数値が気になる 盗み食い

いけないとわかっていながらも隠れて食べる患者さんの心情がひしひしと伝わってくる、そして、奥さんの様子が目に浮かぶ・・・すばらしい一句でした。

そして今年は、当院の糖尿病友の会いなほのスタッフにより、劇団「いなほ」が結成され、奥山先生と石川看護師さん扮する愉快なご夫婦による日常生活を通して、糖質制限など知っているようで知らない糖尿病のうそ!?ホント!?について考えました。この講演会を通して、今年の糖尿病週間のテーマでもあるように、正しい知識をもって、予防と治療を行っていくことが大切であることを改めて考えていただけたのではないかと思います。

今年も皆様方のご協力で糖尿病週間行事を無事に終えることができました。今後も患者さんとの糖尿病友の会の活動は続きますので、ご協力いただきますようどうぞよろしくお願いいたします。

今年も残すところ一ヶ月あまりとなりました。今年もやり残したことだらけの平井と、今年もいろいろと目標を達成した(?)久保田ですが、皆様はいかがでしょうか。

だんだんと寒さが増してきました、風邪などひかれませんようお過ごしください。