9月の日記 野口病院研修報告

2012年09月09日

 

皆さんお元気ですか??

6年目の野津です。

この度、大分県別府市にある、野口病院にて研修を行わせていただき、戻って来ましたので報告させていただきます。

 

短期間の研修にも関わらず、同級生をはじめとした医局員の方々に盛大に送別会を行っていただいた後、約7時間の道のりを別府に向けて出発しました。

別府市は大分県の東海岸の中央に位置し、お湯の湧出量が日本一を誇る温泉で全国的にも非常に有名な街です。鳥の消費量も全国トップだそうで、とり天やからあげなど、何度か食べに行きましたが、どこのお店もボリューム満点でびっくりでした。

 

野口病院は別府駅から徒歩数分の野口中町に位置し、内科・外科・耳鼻科・放射線科・病理科の先生方がおられ、甲状腺疾患を中心に、糖尿病内分泌代謝疾患、耳鼻科疾患などの診療を行われています。

全国でも有名な病院であり、全国各地から研修に来られる先生も多いとのことで、院内にはゲストルームが用意されていました。送別会でいただいた同級生の写真をかざっておくと、何だか落ち着くような落ち着かないような。。。考えに考えた結果、せっかくの機会だし、大学から離れて甲状腺に没頭しよう!という事で、写真は丁寧に梱包して押し入れに保管しておくことにしました。

 

 

今回の主な研修内容として、甲状腺エコー研修、上級医の指導のもと細胞診を行わせていただきました。また、普段あまり経験する機会がない疾患のエコー像や検査所見を多く見させていただきました。普段エコー室にいる時間は限られていますので、今回の研修では長時間エコー室で過ごし、先生や技師さんとディスカッションすることができた貴重な時間でした。

 

 

今回、野口病院で研修させていただいたのには大きな理由があります。野口病院には大学時代の先輩である、西嶋先生が勤務されており、学会などでお会いした際に相談させていただき、今回の研修の機会を得ることができました。西嶋先生には院内を色々解説しながら回っていただき、甲状腺疾患の治療、検査の解釈やエコーの見方など丁寧に色々教えていただきました。さらに、お勧めの定食屋さんや別府にきたら入っておくべき温泉、お土産などなど何から何までご指導いただき大変感謝しております。

写真はエコー室のみなさんとお世話になった内科の先生方です。内科の先生に限らず、外科、放射線科、耳鼻科の各先生に各々の立場から色々教えていただき、また、技師さん、看護師さん、事務さんにも大変お世話になりました。

 

来年春には新病院が開院予定とのことで、甲状腺診療の拠点として今後ますます発展されることと思います。

 

旅行にも研修にも別府はとてもいいところです。皆さんも是非別府に足を運んでみてください。

 

 

野津 雅和