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スタッフブログ いちない日記

「島根大学医学部内科学講座 内科学第一」のスタッフ日記です。

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10月の日記 同門会行事

2011年10月20日

今年は同門会行事で益田に行ってきました。これは、地域医療に興味のある学生に地域医療に直接触れ合うチャンスを与えることが目的の行事で毎年行っています。

 

みなさんこんにちは。5年目の野津です。

9月後半から寒くなり、すっかり秋という感じです。

秋といえば秋川雅史。

先日行われた同門会行事で、いちないの秋川雅史こと高岡先生に披露いただいた「千の風にのって」を聞くと、今年も秋がやってきたなあと感じます。

 

というわけで今回は同門会行事の話題です。

 

先日108~9日に5回目となる内科学第一同門会行事が、益田赤十字病院の協力のもと開催されました。

特急まつかぜで日本海を右手に益田市へ。

人口約5万人の益田市を中心とした益田医療圏(8万人)の二次救急を全面に担う益田赤十字病院に到着です。

到着後弁当を食べながら、オープニングは高瀬先生のトークショーです。

「なんかしゃべって。」

突然の要望にも関わらず、エンターテイナー高瀬先生の小噺とものまねで会場はとても楽しい雰囲気になりました。

研修の講演では島根医科大学第1期生で松江赤十字病院副院長の木谷先生から、病院の概要や研修について、地域で仕事をすることとはどういうことか、初期臨床研修医の目線を意識してとてもわかりやすくお話いただきました。普段はなかなかお聞きできない研修や仕事に対する姿勢を教えていただき、学生さんのみならず、医局員一同とても感銘を受けました。

以前と比べると今の研修医の月給はとってもいいんですね・・・。恵まれてます。

 

 

その後、高瀬先生より、益田の魅力、益田赤十字病院の魅力などについて、御講演いただきました。益田赤十字病院に勤務して2年目の「ちゃんねえ」こと高原先生作製のスライドを見ていると、益田赤十字病院の雰囲気の良さが伝わってくるようでした。

 

講演会終了後、高瀬先生に益田赤十字病院を案内いただき、実際どのような環境で診療をしているのか見学させていただきました。

 

研修中、地域の中核病院の役割や、一般内科診療のスキルアップの話を聞き、研修病院をどのように選ぶべきか、入局はすべきか、初期研修は大学病院と市中病院でどちらが良いのかなど、学生さんから活発に上級医への質問や意見交換が行われ、とても有意義な時間であったと思います。

 

病院見学の後、益田市の数ある観光名所のうち、「医光寺」の見学を行いました。とても天気が良く、ボランティアガイドさんの解説のもと、雪舟庭園を眺め、心やすらぐひと時でした。

  

 

食は「三好家」さんにお世話になり懇親会です。同門会長の佐藤先生や、山根雄幸先生にもご参加いただき、一層賑やかに学生さんと一緒に色々な話をしました。

普段、病院ではなかなか聞けないざっくばらんな会話が飛び交い、進路や研修のことについて具体的なことの相談もできた様子で、とっても有意義だったのではないかと思います。

連休中にも関わらず、益田赤十字病院の木谷先生、総務課の大庭さん、大畑さん、辻岡さんには丸一日お手伝いいただき、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

医局員一同、大変感謝しております。ありがとうございました。

 

実は日本一の日照時間を誇る益田市は、日本一の清流高津川や、海も近く、広島や福岡など近県へのアクセスも良い、とても住みやすい環境のように思えました。病院の環境や、科同士のつながりも良く、研修のみに限らず実力をつけるのにはとても良い条件がそろっているように感じました。

 

学生の皆さん、研修医の皆さん、益田での研修もお勧めです♪

  野津 雅和

 

 

【参加してくれた学生さんの感想です。】

 

 

 

私は今ポリクリ実習中で、来年には初期臨床研修先を決定しなければならず、どうしようかと悩んでいました。今回の同門会で、普段指導していただいている先生方や益田日赤病院の先生方に、将来地域医療に携わる上でどのような進路をとるとよいのか、それぞれの視点からお聞きすることができました。同期や先輩から得られる情報とは違い、先生方が経験されたことに基づくアドバイスで、初期臨床研修先のみならずその先の進路も考える上で大変参考になりました。また同門会では、益田日赤病院の見学や益田の観光や夜の懇親会があり、勉強や就職以外の話題でも盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。はじめは参加を迷っていた同門会でしたが、参加して本当によかったと思っています。このような機会を設けていただき、ありがとうございました。

医学部5年 高見

 

今回初めて第一内科の同門会に参加させて頂き、最初は緊張していたのですが、先生方が気さくに話しかけて下さったおかげで、とても楽しく充実した二日間を過ごすことができました。益田赤十字病院の木谷先生、高瀬先生のご講演で地域医療の大切さを再認識するとともに、先生方が使命感を持って仕事をしておられることを知り、私自身も将来何らかの形で地域医療に携わり、生まれ育った島根に恩返しができたらいいなという気持ちになりました。山内先生や小川先生には働く女性という観点から、経験談を交えながら初期研修やその後のことについて相談にのっていただき、とても参考になりました。貴重なお話を本当にありがとうございました。また機会がありましたら、ぜひ参加させて頂きたいと思いますのでその時はよろしくお願い致します。ありがとうございました。

医学科5年 角

 

 

 

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