内分泌代謝内科

山内 美香 (医局長)

山内 美香 島根大学医学部内科学講座内科学第一の医局長を務めさせていただいております山内美香(やまうちみか)と申します。

 内科学第一は診療科としては内分泌代謝内科と血液内科を担当しています。臓器別診療となり、医局員はいずれかの診療科に属することになりますが、若い医局員の多くは積極的にもう一方の診療科で研鑽を積む時期を設け、内科医としての総合力の向上に努めています。

 内分泌代謝内科、血液内科が対象とする疾患は、ひとつの臓器のみを考えていては疾患の本体が見えているとはいえず、全身を診る視点が必要な分野です。こういった点からも、当講座は「サブスペシャリティーを持った総合内科医」の育成を目指しています。

 当講座は血液内科診療科長である田中順子講師をはじめとして、内分泌代謝内科、血液内科ともに、女性医師が多く、現在の女性医師率は約半分です。大学病院として当然ですが、臨床に重点を置き、専門医を目指す医師もいれば、研究に興味を持ち、海外留学を目標としている医師など、様々なベクトルを有する医師が当講座にはいます。ワーク・ライフバランスについての考え方も様々です。

 このような組織が女性、男性に関わらずお互いに支え合い、かつ高めあえる場となるためには、一人一人の自覚と思いやりが必要です。「この組織の中で、自分はどういう役割を持ち、どのような働きができるのか。」を考え、そして行動することです。初期研修医の時は教えてもらうことが主ですが、後期研修医になれば教える立場を経験し、シニア医局員は若い医師と教官の橋渡しとしての役割を担います。助教になれば、自分の専門分野の診療や研究を、当講座としてあるいは島根大学医学部附属病院として、今後5年間どうしていくかという視点を持つこと、あるいは、自分のこと以外にも責任を持てること、つまりグループ長たる行動ができることが求められてきます。

 将来どのような医療の現場や研究の場に立ったとしても、医師が一人でできることは限られています。医師である以上、他の医師のみならず、コメディカルやコワーカーを含めたチームの中で、リーダー的資質が求められます。大学病院のようなある程度の人数が集まり、そしてその個々の人材は年齢層から、専門分野、あるいは目指すものが様々なヘテロな集団の中でこそ、組織人としての力量を養い、自分の気付かない能力を開花させる格好の場となると考えています。

 当講座は杉本教授の信念である、「伸びようとする能力を邪魔しない場を与えること」、「1+1が2以上になる組織を構築することができる医師を育成すること」を目指しています。

 

 最後に当講座運営にあたり、ご理解とご協力をいただいております、県内外の関連病院あるいは関係者の皆様方に深謝いたします。今後ともご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

金沢 一平(病棟医長)

金沢 一平

 2012年春から病棟医長を担当しています金沢一平です。初期・後期研修の先生方が病棟で円滑に仕事ができ、専門的な知識が身につけられるようにサポートしていくことが病棟医長の大切な仕事の一つだと思っています。

 我々医師は、日常診療を通じて、疾患の病態生理や治療法を理解し、個々の患者さんの病態に合わせた適切な治療を選択していくことにより、多くの知識や経験を患者さんからいただいています。大学病院では、他の医療機関での診療継続が困難な重症例や希な症例を受け入れていますので、最先端の情報を基に診療にあたる必要があります。

 当科では、研修医は当科若手医師と専門医資格を持つ中堅指導医とともに小グループで診療にあたり、週1回の各専門グループでのカンファレンス、教授回診前の全体カンファレンスでのディスカッションを通じて、多くの症例を共有し、専門的な知識や考え方を学んでいただいています。

 当科での研修中は、糖尿病を中心とした代謝異常症、内分泌疾患をかたよりなく幅広く研修してもらうことを目標としています。専門医資格を取得するためには、症例数のみならず様々な疾患を経験し考察する能力が求められます。実際に、当科出身者のほとんどの医師は比較的早い時期に内科認定医、内分泌専門医、糖尿病専門医を取得してきていますので、研修医の方々には充実した研修期間を過ごしてもらえると確信しています。

 また、近年の科学技術の発展に伴い、新たな病態の解明や新しい治療法の開発が急ピッチで進められてきています。従って、我々医師は常に新たなエビデンスや治療指針をupdateし、自分の知識や考え方をbrush upしていく必要があります。当科では新しい疾患ガイドラインを用いた治療を導入するだけでなく、ガイドラインの作成の研究班にも加わっていますので、より最先端の知識を得ることができます。また、我々が“患者さんにとって良い医師”として成長するためには、多くの患者さんを担当するだけでなく、基礎実験や臨床研究を通して深く病態を理解することも重要であると考えています。私自身も様々な研究や治験を経験し、さらに一歩踏み込んだ医療に携わることができる「大学病院で研修を積む」ということの大切さを実感しています。

 研修医のみなさんには、当科での研修を通じて得た広い視野や高度な専門性をもつ優れた医師になり、今後の日本社会のみならず世界へ羽ばたいてもらいたいと考えています。微力ではありますが、みなさんの大切な研修期間をサポートしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

平成19年 山口大卒 野津 雅和 (医局員からの声)

野津 雅和

 

学生さん、研修医の皆さんこんにちは。

島根大学医学部内科学講座内科学第一に入局し、現在助教の野津です。

内分泌代謝内科では主に内分泌疾患、糖尿病について診療しています。

 

雰囲気が良く最適な環境

第1内科の特徴は、なんと言っても雰囲気が良いところです。私は他大学出身ですがすぐに馴染む事が出来ました。副甲状腺、下垂体、甲状腺、腎、糖代謝など、それぞれの分野の専門の先生がおられて、相談しやすい環境なので実力をつけるには申し分ない環境だと思います。

個々のスタンスに合わせた研修スタイル

個々のスタンスに合わせた研修スタイル

内分泌代謝内科は、内科の中では時間に余裕があり、一つ一つの事をじっくり考える事が出来ます。時間に余裕がある分、一般臨床や専門臨床をしたり、研究をしたりと各々が目標に向かって柔軟性をもったスタンスで取り組んでいます。後期研修中やそれ以降も含めて、各々の目標達成のために国内の様々な病院に研修に行けることも第1内科の特徴です。

このような環境で一緒に学んでいきませんか?入局お待ちしています!

 

 

血液内科

平成18年 島根大卒  池尻 文良

池尻 文良島根大学の内科学第一で初期研修・後期研修をお考えの皆さんはじめまして!

血液内科で後期研修中の池尻です。血液内科では主に白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など悪性疾患の患者様の診察・治療にあたっています。

 

 

 

コミニュケーションが活発で相談しやすい環境

 血液内科では上級医の先生との距離が近く、判断に迷う難しい症例なども気軽に相談に乗ってくれます。また、常にエビデンスに基づいた医療を行えるよう、海外の文献などを参考にしながら日々の診療を行っているので、とても勉強になり、自信をつけることができます。

 扱う抗がん剤も多く、強い免疫抑制状態の患者様を診察するため、質の高い支持療法を学ぶことができ、腫瘍内科医を目指す方にも最適な環境だと思います。もちろん腫瘍センターの先生方とも非常に仲が良いです。

 

やりがいのある職場で一緒にがんばりましょう

 血液内科は内科の中でも特に患者様と親密になることができる科です。そもそも白血病や悪性リンパ腫などは治療に半年以上かかるケースが多く、感染症の合併などにより苦労することも多いのですが、その分、病気が治ったときの喜びは何事にも代えがたいものがあります。

 このようなやりがいのある環境で一緒に私たちと働いてみませんか?入局をお待ちしています!