教室案内

内科学第一の教室案内です。

内分泌代謝内科

山内美香 (医局長)

島根大学医学部内科学講座内科学第一の医局長を務めさせていただいております山内美香(やまうちみか)と申します.

内科学第一は診療科としては内分泌代謝内科と血液内科を担当しています。臓器別診療となり、医局員はいずれかの診療科に属することになりますが、若い医局員の多くは積極的にもう一方の診療科で研鑽を積む時期を設け、内科医としての総合力の向上に努めています。内分泌代謝内科、血液内科が対象とする疾患は、ひとつの臓器のみを考えていては疾患の本体が見えているとはいえず、全身を診る視点が必要な分野です。こういった点からも、当講座は「サブスペシャリティーを持った総合内科医」の育成を目指しています。

当講座は血液内科診療科長である田中順子講師をはじめとして、内分泌代謝内科、血液内科ともに、女性医師が多く、現在の女性医師率は56%です。大学病院として当然ですが、臨床に重点を置き、専門医を目指す医師もいれば、研究に興味を持ち、海外留学を目標としている医師など、様々なベクトルを有する医師が当講座にはいます。ワーク・ライフバランスについての考え方も様々です。このような組織が女性、男性に関わらずお互いに支え合い、かつ高めあえる場となるためには、一人一人の自覚と思いやりが必要です。「この組織の中で、自分はどういう役割を持ち、どのような働きができるのか。」を考え、そして行動することです。初期研修医の時は教えてもらうことが主ですが、後期研修医になれば教える立場を経験し、シニア医局員は若い医師と教官の橋渡しとしての役割を担います。助教になれば、自分の専門分野の診療や研究を、当講座としてあるいは島根大学医学部附属病院として、今後5年間どうしていくかという視点を持つこと、あるいは、自分のこと以外にも責任を持てること、つまりグループ長たる行動ができることが求められてきます。将来どのような医療の現場や研究の場に立ったとしても、医師が一人でできることは限られています。医師である以上、他の医師のみならず、コメディカルやコワーカーを含めたチームの中で、リーダー的資質が求められます。大学病院のようなある程度の人数が集まり、そしてその個々の人材は年齢層から、専門分野、あるいは目指すものが様々なヘテロな集団の中でこそ、組織人としての力量を養い、自分の気付かない能力を開花させる格好の場となると考えています。当講座は杉本教授の信念である、「伸びようとする能力を邪魔しない場を与えること」、「1+12以上になる組織を構築することができる医師を育成すること」を目指しています。

 

最後に当講座運営にあたり、ご理解とご協力をいただいております、県内外の関連病院あるいは関係者の皆様方に深謝いたします。今後ともご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

山本昌弘(病棟医長)

当診療科の特徴

 2009年度より病棟医長を担当しています。症例を通じて研修医のみなさんが医師として成長できるように、担当する入院患者を決定し、指導医とともに入院中の医療水準の適切な管理し、背景にある病態を深く理解できるように助言をしています。当科では、かたよりなく内分泌代謝疾患の診療に従事できることから、医局出身者の多くが内分泌専門医と糖尿病専門医を取得していることが特徴です。

教室案内

我々が考えていること

 医師として成長するために、多くの患者さんを担当することが必要な時期もあれば、深く病態を理解するために基礎実験を通じて分子生物的な視点を身につけることや、臨床研究を通して集団として患者さんを眺めその特徴を発見・理解することが必要な時期もあります。我々は大学医局の組織力をもって、研修医のみなさんにこれらを研修・研究する機会を柔軟に提供し、広い視野や高度な専門性を有した優れた医師を育成して社会に貢献したいと考えています。


平成19年 山口大卒 野津雅和 (医局員からの声)

 学生さん、研修医の皆さんこんにちは。島根大学医学部内科学講座内科学第一に入局し、後期研修中の野津です。

内分泌代謝内科では主に内分泌疾患、糖尿病について研修しています。

雰囲気が良く最適な環境

 第1内科の特徴は、なんと言っても雰囲気が良いところです。私は他大学出身ですがすぐに馴染む事が出来ました。副甲状腺、下垂体、甲状腺、腎、糖代謝など、それぞれの分野の専門の先生がおられて、相談しやすい環境なので実力をつけるには申し分ない環境だと思います。

個々のスタンスに合わせた研修スタイル

 内分泌代謝内科は、内科の中では時間に余裕があり、一つ一つの事をじっくり考える事が出来ます。時間に余裕がある分、一般臨床や専門臨床をしたり、研究をしたりと各々が目標に向かって柔軟性をもったスタンスで取り組んでいます。後期研修中やそれ以降も含めて、各々の目標達成のために国内の様々な病院に研修に行けることも第1内科の特徴です。

 このような環境で一緒に学んでいきませんか?入局お待ちしています!


血液内科

田中順子(血液内科科長からの声)

 島根大学血液内科には、県内から様々な患者さんが来院されます。再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、多血症などの非腫瘍性疾患から、白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍まで、血液内科で扱う疾患のほとんどを学ぶことができます。中でも造血器腫瘍は内科的手法で完治が目指せる疾患であり、大変やりがいのある領域です。昨年度より非血縁者間骨髄移植も始まり、移植症例数も増えています。

 血液内科に興味ある方は、是非一度ご連絡ください。見学も歓迎いたします。


平成18年 島根大卒 池尻文良

 島根大学の内科学第一で初期研修・後期研修をお考えの皆さんはじめまして!

血液内科で後期研修中の池尻です。血液内科では主に白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など悪性疾患の患者様の診察・治療にあたっています。

コミニュケーションが活発で相談しやすい環境

 血液内科では上級医の先生との距離が近く、判断に迷う難しい症例なども気軽に相談に乗ってくれます。また、常にエビデンスに基づいた医療を行えるよう、海外の文献などを参考にしながら日々の診療を行っているので、とても勉強になり、自信をつけることができます。
扱う抗がん剤も多く、強い免疫抑制状態の患者様を診察するため、質の高い支持療法を学ぶことができ、腫瘍内科医を目指す方にも最適な環境だと思います。もちろん腫瘍センターの先生方とも非常に仲が良いです。

やりがいのある職場で一緒にがんばりましょう

 血液内科は内科の中でも特に患者様と親密になることができる科です。そもそも白血病や悪性リンパ腫などは治療に半年以上かかるケースが多く、感染症の合併などにより苦労することも多いのですが、その分、病気が治ったときの喜びは何事にも代えがたいものがあります。
このようなやりがいのある環境で一緒に私たちと働いてみませんか?入局をお待ちしています!